
車道の雪もだいぶ融け春も近づいて来た感じですが、歩道は雪も残りそこそこ寒い天気でした。いつもの北区民センターで定例会を開催しました。
前半は読経とプチ瞑想。後半はパティパダ巻頭法話の輪読をしました。ダンマパダの賢者の章の続きでした。
(Dhammapada-83)
Sabbatha ve sappurisā cajanti – na kāmakāmā lapayantisanto.
Sukhena phutthā athavā dukhena – na uccāvacaṃ panditādassayanti.
〇一切所において、まさに、正なる人士たちは施捨する。正しくある者たちは、欲を欲するままに談論しない。楽しいことに触れたとして、あるいは、しかして、苦しいことに〔触れたとして〕、賢者たちは、高下を見せない。(正田大観訳)
〇偉大な人々は、どこにいても執着することがない。快楽を求めて(自分の好き嫌いを)しゃべることはない。楽しいことに逢っても苦しいことに逢っても、賢者は動じることがない。(テーラワーダ仏教協会HPより)
〇善き人々は実にどこにでも行く、善き者たちは欲するものを欲しがって嘆くことがない、快楽に触れてもはたまた苦難に触れても、賢者たちは動揺を見せない。(松村淳子訳)
今月のポイント ●期待・希望からの脱出に智慧と言うのです ●期待・希望は自我の錯覚が惹き起こす現象です ●期待・希望を超えた生き方が目指すべき境地です ●仏道を完成した人に期待・希望は消えます ●感情は期待・希望の錯覚を作ります ●智慧は安穏な生き方を保証します
仏道完成を目指して、少しづつ・少しづつ歩んでいきたいものです。参加者7名でした。皆様ありがとうございました。
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