top of page
執筆者の写真ダンマサークル 札幌

10/8自主学習会終わりました。



第一部 ジャータカ朗読

 今回のジャータは、Devadhamma jātaka(6)神々のきまり。森の湖に住む羅刹に二人の弟を捕えられた王子は、神神のきまりを説いて、羅刹に信仰心を起こさせ、弟たちを救い出した物語でした。 6. Hiriottappasampannā ,

sukkadhammasamāhitā;

Santo sappurisā loke,

devadhammāti vuccareti.

慚愧(ざんぎ)の心をそなえ

清らかな法に励み

寂静(じゃくじょう)に住む善き人こそ

天の法を知る者といわれる

詳細はジャータカ朗読会HPをご覧ください。 --------------------------------------------------------------------------------

第二部『老病死に勝つブッダの智慧』 「第4 章 心を清らかにして、明るく慈しみの深い心を」のに入りました。

今回は「3 瞑想、肉体と自己を客観視する」と、「4 瞑想で病気を治すとは」を終えました。これで、おもに「病気になるメカニズムと心の関係」というテーマで展開た本書の前半(第一章~第四章)を終了したことになります。来月からは、後半(第五章~第六章)は、「死とは何か、死とどう向き合うべきなのか」というテーマに進みます。以下今日のサマリーです。 3 瞑想、肉体と自己を客観視する


「自分の体」という執着

「自分」と「自分の体」を切り離す

 咳が出る場合は「この体は咳が出ている」というように自分と体を少し離して客観的にみる。


妄想概念を捨てる

 知識で観た妄想概念はすべて捨てて、咳が出るとか胸が痛いとか、そうした自分の実感を観察するのです。


症状を実感に基づいて客観的に観る

 客観的に痛みを観察することによって消すのです。

体への執着を弱める

 体への執着が消えたならば、ほとんどの病気は三ヶ月以内に消えてしまうでしょう。


呼吸を感じ、心を落ち着かせる

 眠れないときは、本格的な瞑想ができます。「今、息を吸います。体が膨らんでいきます。今、息を吐きます。体が縮みます。お腹のほうから縮んで、空気は鼻の穴から出ていきました。吸います。空気は鼻の穴からスーッと入っていって、お腹のほうまでいって、お腹が膨らみました。吐きます。お腹のほうが縮んで、縮んで、空気は胸のほうへ出ていって、鼻の穴から出ていきました」と呼吸の流れを、逐一心で追っていくのです。


本当の醜い自分と向き合う

 わがまま、不満、不親切、人と仲良くできない、雰囲気を悪くする、人に当たるなど、いろいろな嫌な性格をなくさなければなりません。

4 瞑想で病気を治すとは


病気のさまざまな原因

 病気にはいろいろな原因があります。それは大きく五つに分けることができます。

①性格や心の態度

②ウイルスや細菌

③生き方(悪い食べ物・環境)

④生まれつき遺伝子に欠陥がある場合

⑤カルマ=業という自分の過去世の行為によって病気になる場合

①は悪い性格が直ればその病気も治ります。②はその細菌に対する薬を飲めば治ります。④ではその病気を嫌わずに、仲良く付き合っていくしか方法はありません。⑤では自分のカルマのことは誰にもわからないのです。


心をきれいにすれば、体もきれいになる

 心を清らかにして慈しみの心で生きるというだけで、かなりの範囲の病気が治ってしまいます。 -------------------------------------------------------------------------------

第三部 ダンマパダ法句経

ධම්මපද කතාダンマパダ物語のサイトで「2Appamadavaggo怠らないことの章21-32」を再度確認しました。 札幌仏教塾のHPを参照ください。 今月の参加者は6名。皆様ありがとうございました。

閲覧数:26回0件のコメント

Comments


bottom of page