第一部『老病死に勝つブッダの智慧』 今回はSallasuttaṃ 箭経を皆で読み、最後にスマナサーラ長老の読経を聞きました。始まりの偈から死maccaという語が繰り返し出てきます。以下はスマナサーラ長老の解説です。
「この経典を唱えることで、死観という「死の瞑想」をすることになります。ですから、唱えたり、読み返したり、暗記したりするとよいでしょう。そうすれば、人生は幸福になります。煩悩が減ります。心がきれいになります。智慧が現れてきます。」
来月からは、大念処経を取り上げることになりました。皆さん頑張りましょう! -------------------------------------------------------------------------------
第二部 ジャータカ朗読
今回のジャータは、016. Tipallatthamiga-jātaka三様の姿態をとる鹿。 罠にかかった子鹿が、伯父から学んだ鹿の術策をいろいろ用いて、猟師の手から逃れるという物語でした。物語の教訓は以下の通りです。 ①好きか、きらいかはさておき、真剣に勉強に取り組んだほうが安全です。 ②なんの役に立つというのか分からない勉強も、後で自分を助けてくれます。
詳細はジャータカ朗読会HPをご覧ください。 --------------------------------------------------------------------------------
第三部 ダンマパダ法句経
5 . Bāla-vaggo愚者の章(60~75(16))を確認しました。 次回は 6 . Paṇḍita-vaggo賢者の章(76~89(14))です。 札幌仏教塾のHPを参照ください。 今月はエルプラザ特別会議室での開催となりました。参加者は8名。皆様ありがとうございました。
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