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執筆者の写真ダンマサークル 札幌

2/12 自主学習会が終わりました。


小雪がちらつくなか穏やかな午後となりました。

参加者四名でしたが、充実した自主学習会となりました。皆様お疲れ様でした。 ①心の健康を考える  「老病死に勝つブッダの智慧」の全テキストを作成・配布しました。 先ず、本書が前半(第一章~第四章)はおもに、「病気になるメカニズムと心の関係」というテーマで展開し、後半(第五章~第六章)は、「死とは何か、死とどう向き合うべきなのか」という2部構成であること、全体で「老病死」がテーマであることなどを確認しました。次に「第1 章 健康になりたいですか?」を復習しました。以下ポイント。 『精神的な安らぎがなければ、お金などなんの意味もないのです。自分の家がなくてどこか木の下で寝ていても、あるいは駅の構内で生活していても、心が安らかでなんの苛立ちもなく、自然体で空気のように生きていることができるならば、最高の幸福が味わえます。緊張してビクビクしながら生活することこそが不健康で、不幸なのです。ですから、「病気になりたくない、歳をとりたくないなどと、自然の法則に逆らって、どうやってもかなうはずのないことを願うのはやめましょう。これは私の管轄の問題ではありません。そんなことは自然に任せておきましょう。自然の法則は真実であることを、ありのままに観ておきなさい。そこに幸福がありますよ」とお釈迦さまは教えるのです。』 『本当に安らかな落ち着いた心がない限り、人は心の苛立ち、不安感、不満足などという苦しみからけっして逃げることができません。ただ単に体が健康体になっただけでは、結局苦しみの世界で生きていくだけで、幸福にはなれません。・・・健康ではなくて幸福を求めてください。充実感を得たい、落ち着いて生活をしたいと願っ てください。心の中の苛立ちや、不安や、ありとあらゆる葛藤や、嫉妬、怒り、競争心、悩みをなくして、光り輝く美しい心をつくりたいと願ってほしいのです。』

②ジャータカ朗読会 写真の通り、竜と金翅鳥(パーリ・ジャータカ第154)を読みました。 『気に入らない相手にたいしても、勇気を出して「友だちになってください」と言ったら、びっくりしますよ。たちまち相手がとても気に入っている仲間になってしまうのです。奇跡というのはこういうものです。』という長老の解説に納得です。 ③Dhammapadapāḷi発句経

京都ダンマサークルさんが1月に取り上げた、巻頭法話「楽のみを追うと苦を得る 死を迎えたとき、 自由な心で」(148偈)を読みました。『必ず来る病老死の三苦を忘れるから、あるいは無視するから、襲ってくる精神的な悩み苦しみがあまりにも多いのです。』が図らずも①の「老病死に勝つブッダの智慧」と呼応していました。

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