第一部 ジャータカ朗読会
スマナサーラ長老と読む お釈迦様の物語「ジャータカ」アルボムッレ・スマナサーラ [監修]藤本竜子 [文]から、第6話「よく学んだ小鹿」を読みました。原典は、ジャータカ16. Tipallatthamiga-jātaka三様の姿態をとる鹿(罠にかかった子鹿が、伯父から学んだ鹿の術策をいろいろ用いて、猟師の手から逃れるという物語。)です。題名のTipallatthamigaは、Tiは「3」、pallatthaは「うずくまって座る」、migaは「鹿」で、色々な寝姿を取ることのできる鹿を表わしているようです。ジャータカ朗読会にお話を載せました。 --------------------------------------------------------------------------------
第二部『老病死に勝つブッダの智慧』
「第3 章 すべて人生というものは」のうち「1 自分の心が病気をつくる」を輪読しました。ポイントは以下の通り。 ①仏教では、病気を祈祷まがいの行為で治そうとすることははっきりと禁じられている。 ②心の状態、性格、生き方などは、体にきちんと現れる。 ③仏教では占いなどは信じるなと戒めている。 ④心が汚れて病気な ら、心の作品である肉体も汚れた病気のものになる。 ⑤トレスがたまるのは、その人の能力不足。
⑥外での仕事はするけれども、家での仕事はしないなら、半分だけしか男ではない。 ⑦子育てがきつくて体を壊したという人は、やはり女性として才能のない人。 ⑧、美しくなりたいとがんばるのは、心に「私はそれほどきれいではない」マイナスの暗示をかけつづけること。 ⑨我々に本当に必要なことは体の病気を治すことではなく、心を治すこと。 -------------------------------------------------------------------------------
第三部 ダンマパダ法句経
勉強方法を確認しました。次回までにධම්මපද කතාdhammapada katāダンマパダ物語のサイトで偈の朗読を聞き、「1Yamaka-vaggo」を予習しておきましょう!
全体では、参加者された方々のテーラワーダ仏教と出会うまでの紆余曲折、執着があるが捨てられない悩みなど、いろいろな話題で盛りあがりました。写真は新しいエルプラザの広報スペース。ダンマサークルのチラシも配架されています。どこか分かりますか? 今月の参加者は六名。皆様ありがとうございました。
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