第一部 ジャータカ朗読会
スマナサーラ長老と読む お釈迦様の物語「ジャータカ」アルボムッレ・スマナサーラ [監修]藤本竜子 [文]から、第7話「いけにえのひつじ」を読みました。原典は、ジャータカ18.Matakabhatta jātaka死者の供物です。
18.Evaṃ ce sattā jāneyyuṃ,
dukkhāyaṃ jātisambhavo;
Na pāṇo pāṇinaṃ haññe,
pāṇaghātī hi socatīti.
もし、生きとし生けるものが
「生をもつことは苦しみである」と知るならば
生き物が生き物を殺すことはなくなるであろう
生き物を殺す者は、必ず悲しむことになる
詳細はジャータカ朗読会HPをご覧ください。 --------------------------------------------------------------------------------
第二部『老病死に勝つブッダの智慧』
「第3 章 すべて人生というものは」のうち「2 「人生はすべて……」仏教的な人生観」を輪読しました。ポイントは以下の通り。 どうしてストレスから抜け出せないのか 本当なら、三十分間静かに過ごすことができれば、ストレスなどすぐになくなってしまうはずです。考えることも寝ることも何もしないでただじっとしていること、それができれば、心を癒すことは非常に簡単です。黙ってじっとしていることができれば心の汚れ、心の疲れはすぐに治ります。 人間は不完全 まず必要なことは、自分は不完全でいいのだと認めることです。我々は大した存在ではありません。ロクな人間ではないのです。大して美人でもないし、それほど頭がいい男でもないし、知識人でもありません。 これは、レベルの高いあきらめのような気持ちです。我々は、「人間は不完全である」という高度なあきらめのような心構えを持たなければいけないのです。 人生は苦しい 次に覚えておいてほしいことは「人生というのはどうがんばっても結構苦しいものだ」ということです。 狂ったように勉強している人は頭が悪い人です。 本当に頭がいい人は、一日中好きなように遊び、勉強などしません。知識レベルが高い高いといいながら、みなひどく過酷な成績競争をしているのです。 人生は虚しい 人生というのは、結局いくらがんばっても水の泡です。いくら一生懸命がんばっても、最後はすべて虚しいのです。何もあとには残りません。 現世が駄目なら死後も駄目 「人生は虚しい。人生は苦しい。最後は死ぬだけだ」それをしっかりと忘れないように、紙に書いて貼っておきましょう。 だから私は力を抜いて、気楽に生きてくださいと言いたいのです。やっているのは、しょせんアホなことだと気がつくと、楽になるのです。 私は、楽にしてくださいと言いたいのです。ストレスをためてまでがんばる必要はありません。 「人生は死ぬまでのゲームであって、いつ死んでもいいんだ」と考えて、明るくのんびりと生きていてください。 -------------------------------------------------------------------------------
第三部 ダンマパダ法句経
勉強方法を確認しました。次回までにධම්මපද කතාdhammapada katāダンマパダ物語のサイトで「1Yamaka-vaggo」偈の朗読を聞きました。 今月の参加者は六名。皆様ありがとうございました。
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