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8/10自主学習会終わりました

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第一部 ジャータカ朗読

今回のジャータカは​​「076 Asaṅkiya jātakaアサンキヤ」略奪を企てていた盗賊たちは、隊商につきそう苦行者が一晩中そぞろ歩きをつづけたので機会をうしない、立ち去ってしまう。というお話でした。

 asaṅkiyaとは「心配なき,大胆な,ためらわざる」という意味。これは、【過去の物語】で、菩薩であった修行者が盗賊たちを恐れなかったことから来ています。「財産を所有している者は盗賊を見ると恐れを抱きます。しかし、私には財産というものが一切ありません。私には恐れたり、怯えたりする必要はないのです。」と語られています。

 さらに、重要な教訓が【現在の物語】のなかにあります。

過去物語と同じように、在家信者がある隊商とともに旅をしていたとき、『自分自身を制御しよう』と思い、樹の下で歩行瞑想を行っていたのですが、そのことが結局は隊商全体を守ることにつながりました。

「社会の個人個人が、自分自身を正すべきだと思って、実行するならば、結果として社会全体が良くなるのです。ですから、自分を守れば、他を守ることになります。」

詳細は ジャータカ朗読会のHP をご覧ください。

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第二部 ダンマパダ法句経

23 . Nāga-vaggo象の章(320.333(14))を確認しました。


偈の詳細は札幌仏教塾のHPを参照ください。

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第三部『大念処経』

七覚支の観察(覚支の部)Bojjhaṅgapabbaṃに入り七覚支の「定覚支」が終わりました。9月は「捨覚支」(257頁)からです。じっくりと読み進めています。


風が少し強い暑いひでしたが、快適な会議室での勉強会となりました。5名の御参加を頂きました。皆様お忙しい中たいへんありがとうございました。

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